ビットコインでFXレバレッジ15倍をした感想

このところ毎日のようにビットコインFXのチャートを見ていた

自分はFXをする事に否定的だったのだが
したこともない事を 分かったふりして否定するのは ブログ書きの自分のスタイルではないと感じたのだ

まず実体験ありだと それが自分のブログの信条だと気づいたのだ

そして自分はビットコインでFXを始めた

レバレッジ15倍

FXについて自分が知っていることは かなり上っ面な浅い知識だ

レバレッジ15倍と言う事は 10万円の証拠金を入れると
150万円までの取引が出来る と自分は単純に思っていた

実際に150万円分のビットコインを買えるのだが
FXは差益による取引なのだ

どうゆう事かと言うと
例えば
証拠金20万円で レバレッジ10倍で取引をする

1ビットコインが100万円の時に 10万円を元手にレバレッジ10倍で1ビットコインを買う
証拠金は残り10万円

1ビットコインが101万円になり売る 1万円の利益
証拠金は21万円になる

1ビットコインが99万円になり 損切りする 1万円の損
証拠金は19万円になる

これがレバレッジをしていない取引では
10万円で買えるのは 0.1ビットコインになるので
上がり下がりが千円単位になる

同じ10万円を使うにおいてレバレッジを利かせれば
結果が早い
しかも レバレッジFXのチャートは動きが活発なので面白みがあるのだ

……仮想通貨を始めたはいいが はっきり言って 自分は冷めてしまった
このブログの仮想通貨シリーズも書く意味がないと感じている
ただ 書き始めてしまったから終わりを告げなければ次にいけない
そのために今更 これを書いている

ビットコインのFXを5万円から初めて
1日千円儲かれば 1週間で7千円 それが1カ月になれば……と思っていた

レバレッジは証拠金維持率が重要
それを考えると 5万円でビットコインを買う単位は0.01から0.03ぐらいになる

儲け幅は数百円単だが それでも1日の目標が千円なので難しくはないと思えた

ただ実際に初めて見ると これが難しい
儲かる時は数百円単位なのに 損をする時は千円単位だったりするのだ

地道に稼いだ分が 一瞬にて消える

そして 地道に消えた分を戻す が 戻した分以上に減る

それを繰り返す

ビットコインのFXをして最初に学んだのが ストップ狩り と言われる行為だ

FXは ポジションを持ったまま寝るな と言われている

ポジションとは買いから入ったなら 買いポジション 売りから入ったなら売りポジションとなる
持ったまま寝るな とは その取引を終わらせとけ と言う事である

買いなら売って 売りなら買っとけである

FXは相場が乱高下するので それに対処できるようにチャートを見ている時にすべきなのだ

自分は その言葉を知ってはいたが 寝ている間に動いたとしても たかが知れていると考えポジションを持ったまま寝たのである

朝になりチャートを見ると寝ている間に急激な動きがあり大幅な赤字にとなっていた

寝る前のチャートは 一切 動きのない凪の状態だったのに
明け方の4時前後だけ急激にチャートが動いていた

なぜ この瞬間だけチャートが動いたのか?

その答えが ストップ狩り である

自分が利用している取引所は 明け方の4時に15分ほどの定期メンテナンスがある
メンテナンス中は取引が出来ない

取引が空白になる時間を利用して相場を動かす者がいるのだ

FXは証拠金維持率が重要と先ほど書いたが
その理由は 持っているビットコインで損が かさみ始めると証拠金維持率が下がる

証拠金維持率は いくらまで買えるのか もしくは払えるのかの目安になっているので
それが ある一定の水準まで下がると 追証(おいしょう)となり
証拠金を入れて下さいとメールにて報告が来る

そして証拠金を入れなかった場合 もしくは損をするスピードが早くて
証拠金維持率が 追証の水準よりも一気に下がってしまった場合 強制ロスカット になる

強制ロスカットは 取引所が現時点の値段で売買をして取引を確定する事だ

基本 ロスカットは悪い事ではない
損が大きくならないように 早いうちに小さな損で手を打つ事だからだ

為替相場のレバレッジが規制される以前に多額の借金を抱える人が続出した
それを防ぐためにレバレッジの規制と共に強制ロスカットの制度が出来た

ただ この強制ロスカットは 取引所が行うので その時のサーバーや損をするスピードが早いと
間に合わない事があるのだ

証拠金維持率がマイナスになると取引所に登録している銀行口座が差し押さえになる

FXに慣れている人は そうならないように 前もって ストップを指定して
ここまで 損をしたら売買します を決めて設定している

ストップ狩りは それを狙っているのだ

個人なのかグループなのかは分からないが 誰かが大量に売買を始める
例えば 誰かが大量にビットコインを買い始める

ビットコインの相場は上がる
更に買い足していく

更に相場が上がる
そうなると 売りから入った人たちが被害を受ける
彼らは 相場が下がると儲けが出て 下がった値段のビットコインを買い戻すのが目的だ

売りから入った人で ストップを設定している人は
自動的にストップが発動して 買戻しが起きる

その買戻しが 更なる買いを誘発して相場が上がる
ここまで来ると 強制ロスカットされる売りの人たちが出てくる

売りの人の強制ロスカットは 買い戻しになるので ここでも相場の上げが起きる

 

これが ストップ狩り である

これを仕掛けた人は その上がり行く相場で売り逃げる

これを皆が寝静まった深夜や明け方 メンテナンス前に仕掛けてくるのだ
相場が急激に動くとサーバーが その大量の注文を処理しきれなくなって来て
新たに注文を入れても通らなくなるのだ

買いから入っている人は 運が良ければ その仕手の波に乗れるかも知れないが
仕手が始まり 相場が上がり始めると 売りの注文が通らないので気づいた時には何も出来ない

ストップ狩りは数分の時間で終わる

そして終わった時には 相場がある程度まで 元の値段まで戻ってくるのだが
ストップが発動して高い値段で買い戻された人は 朝 チャートを見て 損している事に驚愕する

ビットコインは金を持っている人が 圧倒的に優位なのだ

証拠金維持率が高ければ 人為的な相場変動にも耐えられるし
相場自体を動かすことさえ出来る

あからさまな相場操縦も規制が出来上がっていないビットコインならではと言える

チャートを見て 今は上がり相場だ とか 下がり相場だ 三尊型チャートだ とか
株などで見られるチャートの法則 経験則が
一部の金持ちの動きにより 意味をなさない物になる

ビットコインは 金持ちの気まぐれ により動くのである

この写真は 1分足である
1分で 急激に動いた

始めた当初は 自分もFXが面白く感じ
仕事が終われば 家でチャートを見続け
睡眠を削りストップ狩りが行われるメンテナンス前で起きていたりした

しばらくすると ストップ狩りがメンテナンス前ではなくなり
不定期かつ不規則に行われるようになる

その頃から自分はビットコインFXに見切りをつけ始めた

FXはギャンブルだ と言う人がいるが
自分は その人に同意見だ

ビットコインのFXは 24時間年中無休のギャンブルである