2018年 初詣と新年の挨拶(長文)

喪中につき新年の ご挨拶を失礼させていただきます

……

と言うのが自分の正しい年明けの挨拶になる

去年 父親が亡くなり まだ49日も終わっていない状態なのだから
喪中につき の挨拶になるのだ

去年は色々な出来事があった

無料でブログが出来るサイトから 有料レンタルサーバーへと引っ越しをした
これも 自分の心境を変える ひとつの出来事だ

無料ブログを続けるか それともブログ自体の継続を止めるか の二者択一から
少し高みを目指し 代わりの答え 新しい方向性として有料でのブログ継続を選んだ

ギリギリまで迷い 起死回生を狙った逆転ホームラン的判断だ

下手な文章ではあるが 自分の個性が染み込んだ自分自身が書いたものである
捨てがたいのだ

そんなわけで サイトの引っ越しをする

ワードプレスを使い ホームページを立ち上げ
アフィリエイトで広告収入が入ればいいなと思いアドセンスも組み込む

そして サイトに どれだけアクセスがあったのか調べられるグーグルアナリティクス
毎日 自分のサイトをチェックする

無料ブログから引っ越しをしたせいなのか このブログを読む人が誰もいなくなったのに気付いた
それでも 続けていれば 読む人が増えるかもと 毎日 アドセンスとアナリティクスを見る

はっきり言って惰性で見ている
見た所で読んでいる人が増えていないからだ
チェックする意味がない

家を引っ越し ブログを引っ越し そして父親が亡くなり
年が明けて 正月が来たのである

今年は初詣をすることはないと考えていた

自分は 冠婚葬祭などの慣例とかに疎いし その手の事を それほど尊んでもいない方だ

ただ 世間に染み付いた常識に面を向かって歯向かう気もないので
喪中の慣例には大人しく従っている

喪中の場合 お祝い事や初詣 遊びや旅行等はしない方が良いとされている
なので 今年の初詣はない

自分は元々 初詣をすると言う行為自体 気の進まない行事だと感じている

嫁と結婚し子供が産まれ 正月に嫁の実家に帰る
そして嫁の両親と連れだって初詣をする

その流れがあるから 今まで自分は初詣をしているだけで
内心は わざわざ 寒く混雑する神社の境内(ケイダイ)を 人込みを掻き分け初詣なんてしたくないのだ

神社の雰囲気などは好きなので人で混雑さえしていなければ
初詣をしたい嫁の希望をくみ 初詣に行ってもいいかとは思っている

2018年1月2日

この日 嫁の実家に子供を連れて行った

自分たち家族は 喪中なので新年の挨拶とは言えないし遊んでもいけないので
ただ ジジババに会いに行ったと言う体裁(テイサイ)である 俗に言うテイである

ジジババの家まで 車で30分も走ればつくので たびたび 嫁は子供を連れ遊びに行っている

それなのに正月に孫に会えたと ジジババは喜ぶのである

ジジババが嫁の分までを買ったので取りに来て と言い
3日前に 嫁が子連れて 餅を取りに行ったのにも関わらずだ

子供たちがジジババと遊ぶ中
自分はスーパーの寿司を黙々と食べ缶ビールを飲む

3時間ほど嫁の実家で過ごし
帰省していた 嫁のを最寄り駅まで送るので 我が家に帰りがてら駅による

もうずぐ駅につくと言う所で 嫁の妹のスマホが鳴った

嫁の妹は 電話を終えると 姉である嫁に電話の内容を伝えた

電話の内容は

ジジババが嫁に

ジジババだけでは を食べ切れないので もう少し餅を持って帰って と言い

嫁が持ち帰る手提げ袋に
小分けにした餅をジジが入れた そして ババも小分けにした餅を入れた

そして餅はなくなった

ジジババが家で食べる餅が ひとつもなくなった のだ
まだ 正月の2日だと言うのに餅がなくなった

そのせいで ジジが少し怒っている と言うのだ
餅がなくなったことではなく 餅を確認 しなかったことについてだ

ジジババは 今 軽いケンカ状態になっている

まさに事件である

だが 今その報告を受けても 後戻りは出来ない
駅は目の前 嫁の妹がつくばエクスプレスに乗る時刻が迫っている

運転中の嫁が下した判断は

このまま駅に行き 妹を降ろし
その後 借りていたDVDを返すためにTSUTAYAに行き ホームセンターで買い物してから
そのまま我が家に帰るだった

ジジババの餅は 冷凍保存し後日 返しにいけば 良いんじゃないですか?
それが嫁の判断だった

もちろん事件は 更なる伸びを見せる

自分たちは 当初の予定通りに
駅に行き 妹を降ろしTSUTAYAそしてホームセンターに行き家に帰った

ちなみにホームセンターで買ったのは 水を混ぜるだけで作れるモルタル
正月休み中に 自分が玄関の土間をリフォームするためのものだ

嫁は 家につくと運転中で存在を忘れていたスマホをカバンから取り出した

そして 「えっ!」 と声をあげる

スマホには ババからの2件のメールと1件の不在着信が入っていた
メールの内容は

餅をとりにいってもいい? 次に入っていたのが

これから行くので 家にいるよね だった

嫁は すぐさまババに電話をかけた
メールがきてから2時間以上が経過してからの電話だ

どうやらババは 自ら車を運転して 本当に餅を取りに来たようだ
だが 誰もいなかったので そのまま帰った

そしてババの その行為が ジジの怒り を大きくする

相手がいるか いないか確認も出来ていないのに車を走らせ
ガソリンを減らし 結局 無駄手間で帰ってくる

今度は それが怒りの原因になったのだ

嫁が今から「餅を持って行く」と言うと
ババは「今 ジジが怒っているから持って来なくていい」と言った

ババにしては 面倒をかけたくない が本心だろうし
怒っているジジの所に 自分たちが餅を持って行けば

お前が無駄に餅を取りに行くから
向こうの車のガソリンを使わせ気を使わせ 面倒をかける事になった

とジジから 追撃のお叱りを受ける可能性も考えてのことだろう

しかし この事件の解決には餅が不可欠と自分と嫁は判断した

再び 車でジジババの家に行く事に

外は日が沈み暗くなっていた
家族全員で車に乗り込む

自分は この急に沸いた用事によって 夜にやろうとしていた作業をあきらめた

自営業…正確には個人事業主にとって 年明け後は確定申告の時期になる
自分は青色申告をしているので 今日の夜は 申告をするための作業をしようと思っていたのだ

3月15日までが期限だ

だが それをするよりも
険悪ムードで 正月だと言うのに食べる餅もないジジババの方が重要だろう

高齢者が餅を食べると喉に詰まって生死にかかわることもあるので食べない方が良いのかも知れないが
餅が原因のケンカが長引けば 正月早々から深刻な状況になりかねない

それでは気の毒過ぎる

ケンカの原因になった 餅を届ければ それ以上の問題には発展しないだろう
喉元過ぎれば熱さ 忘れる である

ババは 持って来なくても良い と言ってはいたが
今 餅を返せば ジジババだけではなく こちらの気分も晴れ晴れする

いつ返しに行こうと悩むことも無くなり ジジババの関係を気に病むことも無くなるからだ

思いついたら すぐ行動
嫁は ジジババに連絡することなく 餅を返しに行くことに決めたのだ

返しに行ってジジババが出かけているかも知れないのに
ババを助けることだけが頭に書き込まれたゆえの行動だ

行動パターンがババと同じである さすが親子だ

正月の夜は 普段より 人けも車も少ない

走る車内から夜空を見ると大きな満月が見えた
1月2日は スーパームーンだった

子供たちと 満月を見ながら夜のドライブだ

ジジババの家につくと嫁は 小分けにした餅の袋を持って玄関の中へと駆け込んだ

餅を返すだけなので 自分と子供たちは車内で待っている
嫁が戻り車に乗り込むと ババが見送り出て来た

そのババの表情は 驚いているようにも感動しているようにも見える
短い時間に色々あり 困惑しているのだろう

なんにせよ これで ジジババの巻き起こした問題が解決した

後は我が家に帰るだけだ

寄り道 帰り道

ジジババの家から我が家までの間に 板橋不動尊がある

板橋不動尊は つくばみらい市にあり関東三大不動尊である

それゆえに 正月の時期は 参拝客で境内はごった返し 周辺道路は渋滞するのだが
夜である今は空いていた

車で 板橋不動尊の前を通りかかった時に見える境内の雰囲気に
強いノスタルジックを感じた自分は居ても立っても居られなくなった

自分は境内を見たいと言う渇望にあらがえず 境内を見に行こうかと嫁に尋ねる

嫁も板橋不動尊に寄る意見に同意し 息子も行きたいと言ったので 家族の意見は一致した事になる
娘は まだ小さいので強制参加である

板橋不動尊の駐車場に車を止めて少し歩くと境内だ

境内には 沢山の露店が密集し 今は その全てが閉まっているので貧民窟 スラムのテイに見える

昼間は さぞ賑わうのだろうが 自分には 人がいない方が心地よい

せっかく ここまで来たのだからと 初詣をすることに
賽銭を投げいれ 手を合わせ 願い事をする 喪中なのにだ

本尊 不動明王様には 知らぬが仏で 見逃してもらいたいと思うが そんな思い自体が煩悩なのだろう

サンスクリット語での 梵名 アチャラナータ(動かない守護者)は
煩悩を断ち切る存在であるからして
業が深い煩悩は 回り回って自分自身が背負うことになるのかも知れない

これが 1月2日の出来事である

その後 家に帰った自分は 青色申告の作業をせずに この記事を書くことに夜をついやした

このブログを読んでくれる人の為に 新年の挨拶を記事にしたいと思っていた

だが 自分は喪中であるため 気の利いた喪中らしい挨拶が思いつかず
ダラダラとした長すぎる記事になってしまった

そのことを お詫びすると共に

皆さまの ご多幸を お祈り申し上げます

これを 新年の挨拶と返させていただきます

事件解決 餅不可欠 

喉元過ぎれば 熱さ 忘れる 物事あれば そうさ 忘れる
者ども読めば 正視こだわる 喉 餅つまれば 生死かかわる 喪中

妹 帰る エクスプレス サイト変えるWordpress
TSUTAYAで返すDVD つたない文章アイデンティティ
買うモルタル ホームセンター 高オルタナティブホームランだ

餅なくなり 不在着信 これまさに深刻 不安な心境
もち泣く泣く 存在更新 これまさに申告 赤原心境

ライトモードなれば 我が妻 助ける 世心知れば 詩が生まれる 夜が暮れる
子供と戻れば 遥か満月 喉元過ぎれば 熱さ忘れる

面倒かける? もち 気にかける?
車でかける 餅 ババ届ける 感情晴れる 感動される 喝采ハレルヤ 喪中

不言実行 今すぐ行こう 確定申告 今すぐ書こう
アイディワーフ 喪中自営 餅ジジババ 家

毎日チェック アドセンス オートマチック ナンセンス ノスタルジック コンセンサス
ついでに見てるアナリティクス 読んでる奴ぁいないっす 読めない梵名サンスクリット

そんなこんなの年明け 重い腰上げ 思い練り上げ アゲアゲ希望のアフィリエイト
エイッと投げた賽銭 家内安全 当たるも八卦 知らぬは仏 願い叶え 賽銭八円
関東一円 集まる参拝 正月ビールで乾杯 正月早々 関東三大不動尊 喪中

つくばみらい市板橋不動尊

それ渇望 欲望 全て煩悩 不動明王 断ち切る炎

つくばみらい市板橋不動尊

アチャラナータ 餅はなくなった そして誰もいなくなった
自業自得 カルマ背負って因果回って 地獄の業火 民間信仰

不言実行 今すぐ行こう 確定申告 今すぐ書こう
アイディワーフ 喪中自営 餅ジジババ 家

さぁ これで終焉
ジジババ身辺 餅の哀楽 喪中の挨拶 俺は実践 正月早々 不動尊
餅を届けたまえ 願い叶えたまえ 青色3月15日まえ それが心境
赤原心境 韻が終焉 韻が信念 これが俺の

謹賀新年