単発

ふと思い出す

あれは…
汗が じっとりと肌に溢れ出す暑い真夏の夜のことだった

明るく賑やかな繁華街から 少し離れた薄暗い街灯が照らす人の少ない通り
ネオン看板に群がり弾け飛ぶ蛾の音が絶え間なく夜の街に響く ...

単発

小学生から始まり 中学 高校とテレビゲームに触れながら育った

ゲーム業界の成長と共に自分も成長したと言っても過言ではないだろう
でも ある時を境にテレビゲームをすることがなくなった

ゲームのクオリティが ...

昔話

彼女の2つめの願い

誰よりも素敵なドレスと靴を得た
彼女は誰よりも目立つ馬車を老婆にお願いしました

老婆は さぞ満足げに彼女の願いを聞き 杖を振るう

すると庭の畑にある大きなカボチャが それは豪華で派手な ...