過去の遺物 大いなる遺産を 2

時は再び過去に…

クリスマスに先輩から受け継いだ『過去の遺物 エロDVD20枚』と共に自分は正月を迎えてしまった

部屋のインテリアには いささか不向きな この遺物
これ程 自分を悩ます遺物はあり得ない
夜になるたびに この遺物は禁断の実を食べさせようとする蛇の如く 自分を誘惑してくるのだ

セクシー

パッケージを彩るセクシーと言うよりエロいコスプレ女性達
ナースやスチュワーデス 綾波に着ぐるみパンダ 男の願望を 欲望を叶えるために過激でヤラシイ姿があった

だが 自分は そんな誘惑には乗らない
見ようとはしない

そう!自分は いまだにDVDを見るすべがないのだ

ああ!本当は見たいさ 心から見たいと思う

ああ!見たいさ!

このエロDVD20枚のパッケージを見るたびに 自分の頭の中は妄想でふくらみ 胸は期待でふくらみ 股間は十分過ぎるほど ふく―となるのだ

夜が訪れるたびに この誘惑に耐えなければならない現状

このままでは いけない 身が持たない 精神が殺される

そして自分は気づく 時期は満ちたと いよいよ自分に課せられた使命を果たす時が来たのだと
受け継がれし過去の遺物 大いなる遺産エロDVD20枚を
継ぎなる者へ 選ばれし者へ 真なる後継者へ 授ける時が来たのだ

ギルドもとい会社にいる若き勇者は3人

後継者は3人に絞られる

大いなる遺産を手にするのに相応しい者が誰なのか 慎重に選ばなければならない
物が物だけに渡す相手を間違えると とんでもない惨事 とんでもない恥をさらす事になる

―後継者A―

コヤツは 大いなる遺産を受け継ぐのには 相応しくない
なぜなら コヤツは自分の事をロードマスターもとい先輩と思っていないからだ

もし コヤツの手に大いなる遺産が渡ろうものなら 自分世界は暗き闇に覆われるだろう
『なんすか コレ?別に要らないっす 邪魔なんで』
とか言われたあげく

『ぷっ(笑)こんなの見るんすか?しかも20枚って エロ漬けじゃないですか(笑)
その後 世界に自分の伝説が広まるだろう
『エロDVD守護神』としての伝説が

コヤツには渡せない 大いなる遺産の存在を知られる事さえ危険だ
コヤツはダークサイドに堕ちている

コヤツに見つからなように行動しなければならない
世界を闇に閉ざさないためにも

後継者は あと2人 

続く

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