番外 お盆休み前の飲み会にて 男気を見る

深夜

1次会の飲み会が終わると
そのまま飲み会に参加した全員でカラオケ店に行くことに

そして カラオケは時間を延長するほど盛り上がった

酔い潰れた数名が寝てはいたが盛り上がったことに違いはない

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自分とエアー君の長い夜

カラオケを終え店を出ると
自分は前を歩くエアー君の後について進んでいた

エアー君はクマさん先輩と並んで歩いていた

自分は飲み会参加者の全員が後ろについて来てると思っていたのだが ふと振りかえると誰もいない

お疲れ様の挨拶もせずに皆と別れたらしい

どうやら酔っているせいで自分には周りが見えていなかったようだ

ただ 前にエアー君が歩いているから条件反射的に それについて歩いている感じだ

自分とエアー君は家が同じ方向なので帰るときは一緒に帰るのが定番になっている

エアー君とクマさん先輩は駅に向かって歩いていたので電車に乗って帰るんだなと思っていたら
着いたのはクマさん先輩の行きつけのスナックだった

状況が分からない自分がエアー君に尋ねると

エアー君は カラオケを延長したせいで終電を逃した
クマさん先輩の行きつけのスナックで時間を潰す と説明した

案の定と言うか 凝りもせずに今回も自分とエアー君は終電を逃したようだ

今の状況を整理すると

エアー君はタクシーに乗り帰ることよりも 始発の時間を待つ事を選択した
クマさん先輩の行きつけのスナックにて少しでも時間を潰す
その際の料金はクマさん先輩に多く出して貰う

これが今の状況だ

自分とエアー君はクマさん先輩の後に付きスナックへと入る

このスナックはクマさん先輩の知り合いがママをしている店だ

中に入ると店は 2年前に来た時よりも繁盛していて 夜の12時を回っているのに団体の客が飲んで騒いでいた

自分達は角の席に案内される

生ビールを飲んで待っていると この店のママが来てクマさん先輩の対面に座った

店が混んでいるので他に女の子を この席につける気はないらしい

クマさん先輩とママは 高校生の時にバイクや車に乗ってヤンチャをしていた時からの知り合いで
会話の内容は 昔話に自慢話を混ぜたものだ

エアー君は この手のヤンチャ話に興味がある方なので 時折 質問をしながら会話を聞いている

普段なら 聞き飽きた話も大人しく聞いている自分だが 今回は この話が癪に障るのだ

ヤンチャしてた頃の思い出 過ぎ去りし時代 不良の栄光 そんなものどうでもいい

未来もなけりゃ今もない
ただ ただ 過去 昔
自分達は 何処に生きているんだ?これから先 どう生きるべきか?

指し示すベクトルが自分とクマさん先輩では違うのだろう

クマさん先輩は よく不平不満を漏らすが
それは所詮 愚痴であり自らが感じる不平不満を直す 変える そんな気はないのだろう

その程度の不平であり不満 実は現状に満足している
だから 過去にすがる 過去を持ち出す

今を 未来を見る必要がないから 余裕があるから 昔の話で満足できる

1次会の食事 2次会のカラオケと楽しく過ごせた分 余計に 今の この時間が退屈で仕方がない

そもそも 自分もエアー君もクマさん先輩の連れとは言え 客であるのには違いないはずだ

エアー君はクマさん先輩に この店の料金を多く出して貰うと画策しているが
自分の経験上 クマさん先輩は出さないだろう

客 扱いもされないのに そこそこの代金をだけを出す気には今日はなれない

自分はテーブルの上にビール代として千円札を置き 無言で店のドアへと向かった

珍しく不機嫌になってしまったのである 自分は

自分がドアに向かうとエアー君が慌てて追いかけて来た
そして自分とエアー君はクマさん先輩を置いて店を後にした

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さて どうする?

時間を潰すために入った店を 早々に出て来たので行き場がない

夜の街を眺めながら しばし考える

するとエアー君が「腹ごしらえをしよう」と提案してきた

エアー君は飲み会の席で お腹が いっぱいになるまで食べないタイプだ
自分は キッチリ食べる
その差が 飲んだ後のシメを欲するか どうかに影響する

エアー君が牛丼を食べたいと言うので 自分も それに付き合うことにした

そこまで お腹は減ってはいないが 食べようと思えば食べれそうだ

自分とエアー君は牛丼屋を目指し繁華街を歩く

終電が行ってしまった後なので通りは閑散としていた

中国人女性の客引き ギターを抱え歌う青年 ヨロヨロと歩くオジサン
そんな夜の繁華街の景色を見ながら進む

牛丼屋には まばらに客がいた

深夜の牛丼屋には独特な雰囲気があるなと思いながら自分は席に着く

エアー君は自分の隣に座ると すぐさま牛丼並と生卵を注文した
自分も同じ物を注文する

飲んだ後に生卵はキツイかもと感じたが 酔いに任せ食べる

思っていた以上に お腹が空いていないので無理して詰め込む感じになった

自分とエアー君は 牛丼を食べながら この後の事を相談する

結論として もはや始発まで時間を潰す気は起きないし その時間まで体力が持たないと言う事でタクシーで帰る事に決まった

タクシーに乗るならば駅にあるタクシー乗り場に向かうべきだろう

牛丼を食べ終えると自分達は駅へと歩く
来た道を戻る感じだ

そして自分はレアに遭遇する!!

タクシー乗り場へと向かう途中だ

道路に何やらマークがあった
自分は そのマークに目を奪われ何を意味する物なのかと思案する

これは たぶん…… そうだ!!間違いない!!

これは!!これが!!ポケストップのマークだ!!

その事実に気付いた自分が周りを見渡すと

いる!!

レアボケモン!!

レア

 

そう そこにはレアボケモンがいたのだ!!

悪戦苦闘のすえ 自分は見事にレアボケモンゲットした

このレアボケモン 何処かでニンニクを食べたらしく
100万ppb口撃を仕掛けてきたのだが 酔いのせいで やたらに鼻水が出る自分には効かなかった

逆に自分は お前の娘に 沢山のお菓子をあげて 自分がパパになってやる口撃をする

これは レアボケモンの弱点つき効果は絶大であった

自分はレアボケモンを旅の仲間にし そのままタクシーに乗り家路へと帰る

こうして長い夜は終わりを告げる

このゲットしたレアボケモンが 何をしたら進化するのかは分からないが

もし 進化できたなら
飲み過ぎても終電に乗り遅れないが必殺技のスキルに追加されるだろう

ちなみに レアボケモンの横にあるゴミ袋は 某ハンバーガーチェーン店から出されたゴミだ

大量である

七つの大罪の1つ 『暴食』を感じる風景だ

ちなみに 残りは 色欲、強欲、憤怒、怠惰、嫉妬、傲慢となる

何とも悲しい時代である

食べ物は人が食べる以上に作られ破棄され 人は食べ切れない量の食べ物を要求する
時には無理をしてまで食べる

必要最低限 腹八分目 そんな言葉を知らないのだろうかと考えさせられる

ついでに
はっきり言って 生卵は要らなかったと自分は胸焼けを抑えながら思った瞬間だった

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終わり

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